平和構築支援における文化遺産・文化資源の活用

共創テーマ名

平和構築支援における文化遺産・文化資源の活用

対象国・地域

スーダン

課題

 スーダンでは紛争により世界最大の避難民危機が発生し、コミュニティの変容や部族の違い等による分断・差別も増加している。加えて、4000年以上の歴史を有し、サハラ砂漠以南地域における最初の王国であったと考えられているような文化遺産を始め、多様な文化遺産が存在するが、紛争による破壊・略奪の被害を受けている。一方で、現下においては人道支援等が優先され、文化遺産の保護等は活動や支援の対象となりにくい。また、文化遺産・文化資源の活用について、平和構築の観点から有効性や限界を検証した事例は十分に蓄積されておらず、こうした活動の意義や効果も十分に確認・認知されていない。

実証検証のイメージ

スーダンの有形・無形の文化遺産・資源の開発・活用・保護を実施し、その過程において関係性の変化や行動変容の観察することにより、文化遺産・資源の活用が分断の緩和や社会的結束の回復に寄与する効果や、そのための条件・限界を含め平和構築支援における文化遺産・文化資源の活用のあり方を検証する。加えて、日本人の渡航が原則不可の現状において、現地アクター主導による取組に、遠隔支援やデジタル技術を組み合わせた新たなアプローチの有効性も必要に応じ検討・検証できるとなおよい。

 

※ただし、上記の課題解決に繋がるものであれば想定している実証実験以外も受け付けます。

期待する実績・専門性

  • 国内外の文化遺産・資源の活用・保護にかかる実績
  • コミュニティ開発や平和構築に関連した活動実績
    (日本の災害復興における文化資源の活用経験等も今回の提案に活用できるものがあれば期待します)

※ただし、上記の課題解決に繋がるものであれば期待している実績・専門性以外も受け付けます。

JICAからご提供できること

  • 「博物館とコミュニティ開発」研修にかかる日本国内関係者の紹介
  • 活用可能性のあるJICA事業の情報提供
  • スーダン国内の関係者(関係省庁、元研修員、現地アクター等)の紹介・探索

リバースピッチ予定

愛知・福岡