DXを通したパキスタンにおける母子継続ケア・サービスへのアクセス改善

共創テーマ名

DXを通したパキスタンにおける母子継続ケア・サービスへのアクセス改善

対象国・地域

パキスタン

課題

  • パキスタンは、母子保健指標が世界でも最低水準。
  • 質の高い母子ケアへのアクセスが難しいことに起因: 妊娠中~産後の防ぎうる異常や合併症への不十分な対応(ケアの質が低い)、地理的な制限(北部は山岳地帯)、文化・宗教上女性の外出が困難、女性の意思決定権の低さ等。

実証検証のイメージ

1. IoTデバイスのフィージビリティ確認小規模パイロット(BHUレベル)

  • 目的: IoTデバイスとクラウド記録の実現性・受容性確認
  • 内容: 1〜2つのBasic Health Unit (BHU)を選び、妊婦を対象に血圧、心拍、体温などの遠隔モニタリングを導入→データ送信→BHUの医療従事者が確認する流れを試験
  • 評価項目: データの正確性、送信成功率・通信の安定性、妊婦のデバイス着用への受容性等。

2. ハイリスク妊婦早期発見の予測POC

  • 目的: IoTデータで合併症を早期発見できるか確認
  • 内容: 異常値出現時のアラートテスト、アラート時のチャット/電話でのフォロー
    (遠隔測定データ&簡易問診)
  • 評価項目: ハイリスク妊婦の正確な検出率、不要アラートの割合、妊婦・医療従事者両者の受容性、LHWがどれだけ使えるか(教育レベル差の吸収可否)、など。

3.上記の案1、案2のみならず、これらに関連する、「オフライン環境での稼働性を検証するPoC」 や「IoTデバイスやそれを女性が装着することの文化受容性・ジェンダー影響分析PoCなども可能。

※ただし、上記の課題解決に繋がるものであれば想定している実証実験以外も受け付けます。

期待する実績・専門性

IoT開発(オフライン)、母子保健・臨床知識(国際標準への理解と準拠実績)、低中所得国での社会実装経験、ムスリム圏文化・ジェンダー理解、行政・国際機関との協働実績、医療データ解析・可視化 ※単一団体での網羅は難しいため、各強みを持つ複数団体での共創アイデアも大歓迎。

※ただし、上記の課題解決に繋がるものであれば期待している実績・専門性以外も受け付けます。

JICAからご提供できること

  • 地域保健活動に重点を置く現行技協案件との協働。現地とのリレーションは良好、パイロットレベルのBHUやコミュニティの共同選定
  • National University of Sciences & Technology (NUST)という工学・IT分野で特に強い国立大学の紹介
  • 今後の可能性: 妊婦搬送システム構築、取得データ記録管理システム構築、政策立案、などとの連携。

リバースピッチ予定

愛知・福岡