水産ブルーエコノミー振興に向けた水産資源の持続的な利活用

共創テーマ名

水産ブルーエコノミー振興に向けた水産資源の持続的な利活用

対象国・地域

パプアニューギニア(PNG)

課題

PNGでは地方部に人口の約8割が暮らしており、雇用機会が限られることが貧困削減を阻む深刻な問題となっている中で、PNG国家水産公社は豊富な水産資源が未開発である沿岸漁業の市場参加を通じ、水産業の多角化及び地方部人口の生活水準向上を目指しており、地方部での冷凍倉庫設置等の投資や地方政府及び民間企業との関係強化等の取組を進めている。他方、資源データの欠如による資源管理体制の脆弱性や道路・電力インフラの未整備・漁村の脆弱なコールドチェーンによるバリューチェーン開発の遅れ、適切な漁具へのアクセスの欠如等が零細漁民の市場参入を阻んでおり、持続可能な沿岸漁業開発のボトルネックとなっている。このような状況を踏まえ、水産DX等の先駆的な技術や、自治体による沿岸漁業振興の取り組み事例等、多様な技術・知見を有するアクターが、①効率的な資源データ収集と資源管理計画の提案、②漁村における冷凍機器のO&M体制強化によるコールドチェーンの強靭化、③漁村にニーズに合った漁具の開発及び普及、に共に挑戦することで沿岸漁業の発展、ひいては貧困削減に貢献することが期待できる。

実証検証のイメージ

①自律型水中ロボット(AUV)や環境DNA調査等の技術を活用した沿岸域(3海里以内)の水産資源データ収集と推計及び資源管理計画への収集データ活用の検討、②コールドチェーン構築及びO&M(ソーラーフリーザー等)に資するビジネスソリューションの試行と現地パートナー開拓、または③沿岸漁業に適した漁具の開発と試行、及び販売先開拓

※ただし、上記の課題解決に繋がるものであれば想定している実証実験以外も受け付けます。

期待する実績・専門性

沿岸漁業開発に加え、以下の専門性や実績を有する企業、自治体、研究機関を対象とする。また、現地パートナーと連携しながら、実証及び事業完了後の活動に主体的に伴走できることは必須。
①AUVの開発/活用、環境DNA調査、水産資源データ収集及び推計、資源管理、②コールドチェーン開発や機材保守管理、人材育成、アプリ開発、コミュニティ開発、または③漁具開発・販売

※ただし、上記の課題解決に繋がるものであれば期待している実績・専門性以外も受け付けます。

JICAからご提供できること

PNGにおける調査のロジ支援、PNG政府及び外部パートナーの紹介及び調整支援、国立水産大学の施設及び訓練機材整備計画、出口戦略の検討

リバースピッチ予定