特産品と自然資源を守る地域循環モデル実証

共創テーマ名

特産品と自然資源を守る地域循環モデル実証

対象国・地域

マダガスカル共和国

課題

マダガスカルはコメの生産に加えて、世界的に希少価値の高いバニラやカカオ、クローブ、そして高品質なイランイランなど、多様な特産農産物を産出しています。その生産・加工は地域住民にとって主要な生計手段となっており、就業人口の約7割が農業に従事しています。多方、人口の約80%が1日の収入が約300円という貧困線以下で暮らしており、さらにその85%が農村地域に集中している等、農家の所得の低さは課題の一つとなっています。

上記課題を解決するため、特産農産物のバリューチェーンを開発し、付加価値の創出が重要になる一方、世界有数の生物多様性ホットスポットであるマダガスカルでは、森林減少、土壌劣化、水源の枯渇といった自然環境の悪化が年々進行していることも課題です。そのため、農作物の付加価値向上と同時に、それを支える環境を維持・再生していく「生産と自然環境保全の両立」を実現することが、持続的な産業の発展のために非常に重要な課題となっています。

実証検証のイメージ

上記の課題に対応することができる日本企業や研究機関等様々なアクターとの連携を想定。

  • アグロフォレストリーや環境保全型農業など、土壌保全、森林保全、水源保全につながる農法の検証
  • 環境保全と連動して価値を高める仕組みや農法の検証
  • 農家の意識を向上させる方法の模索
  • 収量・品質向上のための家庭廃棄物の再利用の検証etc.

※ただし、上記の課題解決に繋がるものであれば想定している実証実験以外も受け付けます。

期待する実績・専門性

特産農産物の品質・収量向上と自然環境保全の両立につながる技術・実績・専門性です。例えば、バニラ・カカオ・イランイラン等の加工・品質管理、加工の際に発生する廃棄物の利活用、生産地の森林・土壌・水源の保全・調査に関する知見、市場アクセス改善など、現場の課題解決につながる実践的な強みを歓迎します。

※ただし、上記の課題解決に繋がるものであれば期待している実績・専門性以外も受け付けます。

JICAからご提供できること

  • マダガスカルでのPoCの機会の提供
  • 他国への適応可能性のコンサルテーション
  • 実施中のJICA事業(SATREPS、技術協力等)との連携
  • 最前線を知るJOCV隊員の活動との連携

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